LED照明へ替えると、電気代が下がることは多いです。
ただし、どの蛍光灯でも同じだけ安くなるわけではありません。
今回は、よく使われてきた
- FCL30+32
- FCL32+40
の丸型蛍光灯器具を、同じくらいの部屋で使うLEDシーリングへ器具ごと交換した場合で比べます。
電気代を見るなら、球より器具の「消費電力」
実際に確認したFCL30形の蛍光灯には28Wと書いてありました。
ところが、その器具の銘板は消費電力32Wです。
蛍光灯器具は、ランプだけでなく安定器など器具側でも電気を使います。
なので、
「FCL30が28Wだから、この照明も28W」
とは限りません。
LEDと比べるなら、器具に貼ってある銘板から「消費電力○W」を探すのが一番分かりやすいです。
FCL30+32、FCL32+40ならどれくらい変わる?
例えばPanasonicの旧蛍光灯器具と、現行LEDシーリングの例で比べるとこうなります。
| 今の丸型蛍光灯 | 蛍光灯器具の例 | LED照明の例 | 1年の差 | 10年の差 |
|---|---|---|---|---|
| FCL30+32 | 59W・4.5〜6畳 | 6畳用 27.6W | 約1,950円 | 約19,500円 |
| FCL32+40 | 70W・4.5〜8畳 | 8畳用 約29W | 約2,550円 | 約25,500円 |
※電気代は1日約5.5時間使う想定・31円/kWhを目安に計算しています。
10年差は、同じ使用時間と電気料金単価が10年間続いた場合の単純計算です。
また、同じFCL30+32やFCL32+40でも、器具によって消費電力は違います。
表は目安。家の器具の銘板が分かるなら、そちらの消費電力を優先してください。

電気代と一緒に、器具を何年使っているかも見る
ここでもう一つ確認したいのが、照明器具の年数です。
蛍光灯を新品に替えても、器具の中にある安定器やソケット、電線まで新品になるわけではありません。
日本照明工業会では、照明器具は長期使用で内部部品が劣化し、10年を過ぎると故障が増え始め、15年を耐用の限度としています。
だから自分なら、
電気代差が大きい
+
器具も長く使っている
なら、器具ごとのLED交換をかなり勧めやすくなります。
器具はそのままで、球だけLEDにしたいなら別
丸型蛍光灯だけをLEDランプへ交換する方法もあります。
ただ、これは今回の「器具ごとLED照明へ交換する」話とは選び方が別です。
器具をそのまま使いたい人は、対応条件をこちらで確認してください。
まず家で見るのは、この3つ
自分なら、
1. 蛍光灯の型番
2. 器具の消費電力
3. 器具を何年使っているか
を見ます。
電気代だけで、まだ使える器具を慌てて替える必要はありません。
でも、電気代差も大きくて器具も古いなら、自分なら器具ごとのLED交換を勧めます。


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